唎酒師のはなし
せっせと働いていたら5年間何も書いていませんでした。
せっかくなのでタイトルとニックネーム変えました。
確かこのブログは友人に誘われて作ったはず。
あの時の私は光の速さで仕事をこなさなければ回らないような
不器用なデザイナー兼ディレクターでした。
書く暇も余裕もなかったわけですね今思えば。
とりあえず5年の間にあったこと書きます。
この5年間であったことと言えば、(趣味で)唎酒師の資格を取ったことでしょうか。
特に欲しいと思って取ったわけではなく、
こんだけ飲んでんだから取れんじゃね?という軽い気持ちで受験しました。
試験内容は飲み屋で聞いた数々の豆知識がそのまま出題され
「あ!これ〇〇さんから聞いたやつだ!」
と進研●ミさながらの仕事も酒も絶好調な感じでクリアしました。
唎酒師をとった時は「これで認可された酒飲みだぞお」的な
意味不明な高揚感に包まれたわけですが、取ったのも束の間。
「塩さん、(メニュー見せながら)この中なら何がおすすめ?」
とか
「日本酒は何て麹使ってんだっけ?」(A.黄麹)
など突然のクイズとか、質問されることがめっちゃ増えました…。
いや友人に聞かれることは昔から普通にあったのですが、
資格を取ってからは
カウンターで飲んでると店長が「この人唎酒師なんだよ」と通報(語弊)し
それを聞いた初めましてなお客さんから凄いいっぱい質問を貰うようになりました。
日本酒を好きになってほしいという気持ちは大いにあるのでお答えはしてますが
これは予定していませんでした。
唎酒師を取るにあたって注意することが1つあります。
自分でたくさんの酒を飲んで覚えておくことです。
こればかりは勉強したところで身につくものではないので。
ましてや「おすすめは何」なんて質問に返せる知識がないのです。
唎酒師を取って変わったこと。
・和食接待で人気になる
・知らない人と話ができるようになる(店長の通報(語弊)ありき)
・突然始まる「日本酒クイズ」に絶対答えなければならない
・両親からの呆れ顔
いいのか?悪いのか?・・・悪くはないだろう。